日本雑穀協会では、令和元年～4年度において、イノベーション創出強化研究推進事業「雑穀需要に応える短稈・多収アワ品種の育成と機械栽培体系の確立」に参画し、岩手県農業研究センター県北農業研究所を中心としたコンソーシアムメンバーと共に、アワ新品種開発に関するプロジェクトに取り組んでまいりました。その普及活動の一環としてプロジェクト紹介サイトを制作し、約1年間に渡り情報を発信する中で、アワ新品種の価値や魅力をご紹介してまいりました。

この度、新品種の名称として「いわてあわこがね」が岩手県より発表されたことを受けて、日本雑穀協会全体としての直接的な普及活動もひとつの区切りを迎えました。今後は、岩手県産の雑穀を取り扱う企業等の実需者と県内雑穀生産者との取り組みに移行するため、本プロジェクトサイトも当初の役割を終え、掲載を終了することとなりましたのでご案内いたします。

本事業において、新品種の選定、レシピ試作、加工適性評価等でご協力くださいました皆様には、重ねて感謝申し上げます。引き続き、アワ新品種による優れた雑穀加工食品やメニューが拡がっていくことを願っています。
なお、アワ新品種の利用や購入等に関しては、日本雑穀協会事務局までお問い合わせいただけましたら幸いです。